元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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漢方薬解説「天王補心丹」

皆さん、こんにちは。漢方薬解説第17弾は「天王補心丹」です。

天王補心丹は名前の通り心を補い、心神を安定させる漢方薬です。
中国でも滋養安神薬の代表として教科書に載っており、日本でも小粒の
丸薬で発売されています。

天王補心丹


天王補心丹の効能効果は「体質虚弱な人の下記の諸症:不眠、不安感、
肩こり、息切れ、動悸、口渇、便秘」です。

腎陰を補う生地黄を主薬に、心腎の陰を養う麦門冬、天門冬、玄参を配合
しています。さらに安神作用の強い酸棗仁、柏子仁、遠志、五味子と気血
を補う人参、茯苓、当帰、丹参を配合して、全体として滋陰養血、清心安神
の効果があります。

漢方医学では「心」は循環器だけでなく心(こころ)や大脳の意味もあります。
よって、心の陰血が不足すると、精神や脳神経が不安定なり、不眠や動悸、
不安感を感じるようになります。
天王補心丹は心の陰血を養い、心と腎のバランスを整えますので、不眠や
動悸、不安感が改善するわけです。

天王補心丹は不妊症に使うこともあります。生理周期をコントロールする、
視床下部ー脳下垂体ー卵巣ー子宮の生殖軸は心ー腎の交通(昇降運動)
と関係しています。心腎のバランスが乱れると、生理周期も不安定になり
ます。陰血不足のタイプは生殖軸が更新し、排卵が早くなり、生理周期が
短くなる傾向があります。不眠や不安感を伴う方には、低温期を中心に
天王補心丹を服用してもらいます。

天王補心丹は360丸入(15日~21日分)で3875円、360丸入(30日~45日分)
で7140円になります。

天王補心丹は「心と腎を潤養して、不眠や動悸、不安感を改善する漢方薬」です。

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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