元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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花粉症の予防と漢方治療

皆さん、こんにちは。マイドゥーコラム第12弾は2005年3月号の「花粉症の予防と漢方治療」を加筆訂正したものです。

今年も花粉の量は多いそうですが、花粉が多くても何も症状がない人もいれば少しの花粉でもひどい鼻炎をおこす人もいます。漢方医学ではこのような体質の違いを重視して治療を行ないます。
治療法としては花粉が多い時期は症状を和らげることを重視しますが、花粉が飛ぶ前から体質改善の漢方薬を飲んでいると症状が軽くてすみます。2~3年続けて体質改善の漢方薬を服用していると症状がほとんど出なくなる人もいます。しかし花粉が多い時期は体質改善の漢方薬だけでは症状を抑えきれないので、症状に合わせた漢方薬を調合することになります。
花粉症といっても症状は個人によって異なります。一般に鼻水がとまらない、鼻がつまる、目が充血する、目がかゆい、涙が出るというような症状が見られますが、個人によってつらい症状が異なってきます。
以前は透明な鼻水が止まらないという人が多く小青竜湯という漢方薬が良く効きましたが、最近は症状が複雑になってきて小青竜湯が効かない人が増えてきました。おそらく花粉以外に排気ガス等の有害な物質が花粉と合わさり花粉毒のようになっていることが原因の1つと考えられます。
さて、このような花粉症の症状を予防したり軽減するためには大きく2つの方法があります。

①発症したアレルギー反応を抑える方法・・・これは花粉症の症状を和らげる対症療法になります。病院の抗アレルギー薬やステロイドはこのような対症療法と考えられております。漢方薬は副作用が少なく、症状によって小青竜湯、麻黄附子細辛湯、銀翹散、荊芥連翹湯などを使い分けると大変効果的です。

②鼻やのどの粘膜を丈夫にする方法・・・これは粘膜にバリアーを作る方法ですので、花粉症の予防にも発症後の治療にも効果的です。マスクやゴーグルでバリアーを作り花粉を防ぐ方法は手っ取り早く効果的ですが、付着した花粉は取り除けません。漢方薬を内服して自然治癒力を高め、粘膜にバリアーを作ることが理想です。
花粉症の時期の1~2ヶ月前より体質に合わせて衛益顆粒、補中益気湯、インターパンチ、イーパオなどを服用すると、粘膜が丈夫になり花粉症の時期になっても症状が軽かったり、発症しないこともあります。

漢方薬は西洋薬と比べ眠気などの副作用がなく、調合を工夫すれぱ速効性もありますので、車を運転する方にも安心して服用できます。

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