元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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男性不妊について

皆さん、こんにちは。

3月10日(日)に大阪で行われた不妊カウンセラー学会に、漢方スタッフの田中友也が参加しました。その際に男性不妊の専門医として有名な石川智基先生が男性不妊の講演をされました。

石川先生によると、不妊症の原因は男女半々の確率ということです。ですから、『不妊治療は、夫婦揃って行うべき』とハッキリと言われていました。近年は明らかに精子の質も低下しているが、男性不妊専門の医師が少ないため、精子の問題が見逃されているとの事です。

卵子は年齢により質が低下しやすいですが、精子は年齢よりも酸化ストレスにより質が低下します。酸化ストレスに侵された精子では、DNA損傷が起こりやすく、妊娠率の低下や流産の原因になるということです。精子の酸化ストレスの一番の原因はタバコですので、禁煙は大切です。その他に睡眠不足、ストレス、重金属、肥満などがあるそうです。さらに精子は高温環境に弱いため、ブリーフよりトランクスが良く、サウナへの入室も避ける事が望ましいそうです。

さて、精子は溜めたほうが良いという説と時々射精した方が良いという説がありますが、結論から言うと定期的に射精した方が良いそうです。禁欲期間が長いと、精巣で作られる精子も死んでいくため、精子のDNA損傷のリスクが高まります。5~7日溜めると、精子のDNA損傷は約2倍になるそうです。自然妊娠に大切なのは精子の量よりも質にあるので、週に3回以上射精したほうが望ましいそうです。

男性不妊の治療としては、①酸化を防ぎ精子の質を良くする、②精子の数を増やす、③勃起能力を高める、ということがあります。

③の勃起能力を高めるということについては、バイアグラやレビトラなどの西洋薬が効果的です。漢方薬では、海綿体の血流を良くする活血薬が効果的です。ストレスで勃起不全になる方は、柴胡製剤や牛黄製剤が効果的です。

一方、①の酸化を防ぎ精子の質を良くする、②の精子の数を増やす、ということについては、西洋薬は良い薬がなく、漢方薬が得意としています。
酸化を防ぎ精子の質を良くする漢方薬としては、アルフラット(亜鉛・セレン・紅景天製剤)、北樹王(亜鉛・セレン・マカ製剤)が素晴らしいです。もちろん活血作用のある漢方薬も効果的です。

アルフラット

精子の数を増やす漢方薬としては、益精(牡蠣肉・鹿茸・アリ製剤)、イーパオ至宝三鞭丸などの動物性補腎薬が効果的です。

益精

その方の症状や問題に合わせて、適宜漢方薬を組み合わせるととても良い効果を得ることができます。
不妊症のご相談は、ぜひご夫婦でご来店ください!

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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