元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アトピー性皮膚炎と漢方薬②

皆さん、こんにちは。

今回は「アトピー性皮膚炎と漢方薬」の続きです。

4、アトピー性皮膚炎の漢方治療
アトピー性皮膚炎の治療は急性期と緩解期に分けて考えます。急性期は皮膚の炎症や浸出液の改善を中心にして、緩解期は皮膚の乾燥や色素沈着、苔癬化の改善を中心にします。治療の際には皮膚を見ることも大切ですが、アトピー体質の改善も重視します。また、年齢によっても治療法が異なります。
乳幼児のアトピーは、漢方薬による体質改善、離乳食の注意、スキンケアや入浴剤などを適切に使うと、ほとんど改善します。漢方治療のポイントは胃腸をしっかりさせることにあります。この時期はステロイド軟膏のような強い薬は必要最小限にとどめる方が望ましいと思われます。
学童~思春期のアトピーは、体質と皮膚症状をきちんと判断して正しい漢方治療を行うとかなりの確率で良くなります。漢方治療のポイントは急性期と緩解期に分けて漢方薬を使い分けることにあります。皮膚の赤みや浸出液の量を見極めて炎症のレベルに合わせて漢方薬を使い分けると通常2週間~1ヶ月でひどい炎症は治まってきます。緩解期は急性期に比べて炎症は少ないですが、乾燥肌が問題になります。胃腸の状態に気を配りながら皮膚を潤す漢方薬を使っていくと徐々にかゆみも改善して、皮膚の状態も良くなっていきます。
成人のアトピーはそれまでの治療経過が個人個人でかなり異なるため、スムーズに改善する方から試行錯誤を繰り返す方まで様々です。ステロイドを長期間塗ってステロイド皮膚炎をおこしたり、急にステロイドを中止してリバウンドをおこしているような場合は特別な治療を要すこともあります。しかし、治療に時間がかかる方でも、半年くらい根気よく続けるとほとんどの方が日常生活で問題ないところまでは回復いたします。
以上のように、アトピー性皮膚炎の治療は年齢や皮膚の状態、治療経過などで様々な漢方薬を使い分けます。皮膚の状態がひどい方は煎じ薬を使う必要があります。実際に見ないと漢方薬を決めることができないので、ここでは具体的な漢方薬を記載していません。何卒、ご了承ください。

5、アトピー性皮膚炎の予防に効果的な漢方製剤
健康食品はアトピー性皮膚炎の緩解期の体質改善に使われます。緩解期は炎症が軽いので、血液の浄化と肝臓の解毒能を高めることが大切です。血液の浄化には、松寿仙が効果的です。肝臓の解毒能を高めるためには、霊芝や紫華栄が効果的です。

6、日常生活の注意
・玄米を主食にした和食にする:日本人には和食が合っています。主食は未精白の穀物にしましょう!
・野菜や海藻を多く食べる:野菜や海藻は、腸をきれいにして解毒作用があります。
・ストレスをためずによく笑う:「笑う門には福来る」、ストレスや夜更かしは大敵です。
・掃除をして換気を行う:ダニやほこりは大敵です。掃除と換気には気を使いましょう。
・スキンケアを心がける:皮膚の清潔を保ち、乾燥を防止するために、スキンケアを行いましょう。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

コメント

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

閲覧パンダ

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

プロフィール

元気パンダ

Author:元気パンダ
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
■ご感想・お問合せはこちら
 panda@kojima-y.com

最近の記事

最近のコメント

検索フォーム

月別アーカイブ

カテゴリー

RSSフィード

リンク

その他の言語 Ver.2

携帯でもパンダ!

QRコード

ランキング!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。