元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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腰痛・関節痛と漢方薬①

皆さん、こんにちは。

小島薬局漢方堂でお渡ししている「疾患別漢方解説」の第15回テーマは、「排尿障害と漢方薬」です。

1、腰痛・関節痛について
腰痛・関節痛を伴う疾患は、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、変形性膝関節症、関節リウマチ、頸椎ヘルニア、肩関節周囲炎、骨粗鬆症、打撲など数多くあります。特に腰痛は「人間が2本足で歩くようになったために背負う宿命」といわれます。人間は2本足なので、他の動物に比べ腰へかかる重荷は大きくなるからです。
肩関節は作りが複雑な上に疲労しやすく、足や腰は体を支えているので、かなりの負荷がかかってきます。ですから、腰痛や関節痛は誰にでも起こる可能性があります。また、関節炎や関節痛などは軽い症状を含めると、ほとんどの方が経験されたことがあると思います。

2、腰痛・関節痛の原因
関節は歩く・走る・座るなどの行動をするために必要不可欠な仕組みの一つです。関節の作りは非常に複雑なため、腰痛や関節痛などが起こりやすいのです。関節炎の原因は多岐にわたり、姿勢の悪さ、激しい運動や労働、関節の老化、関節の変形、軟骨の摩耗、骨粗鬆症、打撲、ウイルスによる炎症、自己免疫異常による炎症などがあります。それ以外にも、ストレスなどによる神経的な痛みや原因不明の痛みも見られます。

3、腰痛・関節痛治療の問題点
現代医学はX線やMRI検査で目に見える構造の異常を診断して、その構造の異常を修正して、病気を押さえ込むことを重視しています。原因がはっきりしているときは、手術療法、薬物療法、物理療法(牽引・低周波など)、神経ブロック療法などの画一的な治療を行います。一方、目に見える明らかな構造異常が認められない場合は、痛みがあれば消炎鎮痛剤、筋肉がこっていれば筋弛緩剤、しびれがあればビタミン剤や血行促進剤といった対症療法となってしまいます。
診断技術や人工関節、手術などは進歩していますが、治療については対症療法の域を出ていません。ですから、慢性化した痛みに良い方法が少ないのです。

4、西洋薬と漢方薬の違い
西洋医学は局部の治療を重視しており、肩関節、肘関節、股関節、膝関節、脊椎などと身体の主要な部位ごとに専門領域が分かれています。一方、漢方医学は人間の身体はこれらの部分の単なる集まりではなく、有機的なつながりを持っていると考えています。
漢方医学では痛みの原因は大きく二つあると考えています。一つは痛む部位の流れが悪く気血が通じないため(不通則痛)、もう一つは痛む部位に栄養が足りないため(不栄則痛)と考えています。
不通則痛は、湿気や冷えが気血の流れを悪くして、通じることができずに痛みをおこすと考えます。不栄則痛は、慢性疾患などで気血が消耗し、栄養が不足して痛みをおこすと考えています。
以上のように、漢方医学では痛みの原因を重視しており、痛みが起きないような体質作りを行うようにしています。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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