元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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心臓病と漢方薬①

皆さん、こんにちは。

小島薬局漢方堂でお渡ししている「疾患別漢方解説」の第10回テーマは、「心臓病と漢方薬」です。


1、心臓病とは

心臓病とは、狭心症、心筋梗塞、心不全、不整脈、心臓弁膜症、心臓神経症などの病気の総称で、心臓に栄養を補給する冠動脈が狭くなったり、 詰まったり、心臓自身の力が弱まったり、心臓の鼓動が不規則になる病気のことです。心臓病は、日本人の全死亡順位としては、がんについて第2位 を占めており、特に狭心症や心筋梗塞のような動脈硬化が原因の虚血性心疾患が増えています。
心臓を養う血管(冠動脈)が動脈硬化によって細くなり、心臓の筋肉(心筋)に血流が届かなくなって、
運動をしたときなどに酸素不足から胸が苦しくなるのが狭心症です。冠動脈がさらにつまると血流がとだえ、その先の心筋細胞が死ぬと心筋梗塞となり、激烈な痛みが起きます。狭心症と心筋梗塞をあわせて虚血性心疾患とよびます。
心血性心疾患や、他の心臓病によって心臓の機能が低下すると、心臓はポンプとしての役割を十分果たせなくなり、心不全になります。心不全の状態になって心臓が送り出す血液の量(心拍出量)が低下すると、だるい、疲れやすい、呼吸が苦しい、息切れ、むくみ、などの症状が起こります。
虚血性心疾患や他の心臓の病気、自律神経の興奮などにより心筋の電気系統に異常が生じ、脈が乱れるのが不整脈で、動悸がする、胸苦しい、脈が飛ぶなどの症状が出ます。不整脈が原因で心臓のポンプ活動に影響を及ぼし、心不全の原因ともなることもあります。

2、心臓病の原因

心臓病の危険因子とされているのは、高血圧、糖尿病、高脂血症、ストレス、喫煙などです。心臓病の危険因子は、単独であればすぐに発症するわけではありませんが、数が増えることにリスクが高まります。それも「2つだから2倍になる」という単純計算ではなく、2乗、3乗になることもあります。心臓病というのは突然発病するのではなく、発症する以前に長期間にわたり隠れた時期がありますので、重大な結果を避けるためにも、予防を行うことが必大切です。

3、西洋薬と漢方薬の違い

西洋医学は心臓病の診断と救急方面に優れており、狭心症や心筋梗塞をカテーテル手術などで救命しています。しかし、西洋薬は副作用がありますし、血液をきれいにして動脈硬化を予防したり、心臓病の再発防止をすることは十分でないようです。一方、漢方薬は血液をサラサラにして動脈硬化を防止し、体質改善によって予防や再発防止をすることを重視しています。

次回は具体的な漢方治療についてアップします。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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