元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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高血圧と漢方薬①

皆さん、こんにちは。

小島薬局漢方堂でお渡ししている「疾患別漢方解説」の第9回テーマは、「高血圧と漢方薬」です。

1、高血圧とは

高血圧のほとんどは原因不明の本態性高血圧症といわれるものですが、甲状腺機能亢進症や腎血管狭窄などの病気のために高血圧になっている二次性高血圧もあります。血圧は心拍出量と末梢血管抵抗で決まります。心拍出量が過剰で末梢血管抵抗が強いと血圧が上がります。
WHO(世界保健機関)の高血圧の診断基準は以下になります。
 
    分類           収縮期血圧(mmHg)  拡張期血圧(mmHg)
高血圧・グレード3(重症)    180以上       110以上
高血圧・グレード2(中等症)  160~179      100~109
高血圧・グレード1(軽症)    140~159      90~99
正常高値血圧           130~139      85~89
正常血圧              130以下        85以下
至適血圧              120以下        80以下

2、高血圧の原因

本態性高血圧症の原因ははっきりしませんが、引き金になる要因としては、加齢やストレス、塩分、高カロリーの食事、性別、家族歴、運動不足、酒、タバコなどが考えられます。
例えば、強い精神力なストレスを受けると、交感神経が強く緊張して血管を強く収縮させるので、血圧が高くなります。また、塩分をとりすぎると余ったナトリウムが体の中にたまり、循環血液の量が増えるため、血圧が高くなります。統計的には、一日に7グラム以上のナトリウムを取る人に高血圧が多いといわれています。さらに、40歳ころになると、血管の中にたまってきたゴミが血液の流れを妨害するようになるため、血圧が高くなります。これは、どんなに気を付けていても避けられません。
以上のように高血圧には様々な原因がありますが、ストレスと食生活の乱れによる血液の汚れが大きな原因となることが多いようです。

3、なぜ血圧を下げるのか

血圧が高い状態が続くと、正常血圧の人にくらべ脳梗塞、心肥大、心筋梗塞、狭心症、腎不全などの血管の動脈硬化による合併症が発生する確率が高いからです。
 
4、西洋薬と漢方薬の違い

西洋薬は血圧を下げる力は強いのですが、血液をきれいにして動脈硬化を予防する方面は十分ではないようです。一方、漢方薬は血圧を下げるだけでなく、体質を改善して合併症の予防を行うことも重視しています。
高血圧は将来の合併症を防ぐことが大切ですので、漢方薬による体質改善が有効なのです。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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