元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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メタボリックシンドロームと漢方薬②

皆さん、こんにちは。

今回は「メタボリックシンドロームと漢方薬」の続きです。

5、メタボリックシンドロームの漢方治療

メタボリックシンドロームは漢方医学では臓毒証体質といわれ、内臓に湿熱や淤血という老廃物が溜まっている状態と考えています。漢方治療としては、新陳代謝を高めて、大便や尿、汗などから老廃物を排泄して、体質から改善していきます。
メタボリックシンドロームは湿熱型(しつねつがた)、痰湿型(たんしつがた)、痰淤阻滞型(たんおそたいがた)、気滞淤血型(きたいおけつがた)、気虚淤血型(ききょおけつがた)の5つのタイプが多く見られます。

湿熱型は動物性食品や辛い物、アルコールを多くとり、内臓脂肪が溜まるタイプです。防風通聖散や竜胆瀉肝湯が効果的です。
痰湿型は油脂類、甘い物、果物、アルコールを多くとり、内臓脂肪が溜まるタイプです。温胆湯や加味平胃散が効果的です。
痰淤阻滞型は動物性食品や油脂類、甘い物、アルコールを取りすぎて、内臓脂肪が溜まり、血液がドロドロになるタイプです。温胆湯に水快宝、田七を併用すると効果的です。
気滞淤血型はストレスによって過食になり、内臓脂肪が溜まり、血液がドロドロになるタイプです。大柴胡湯に水快宝、田七を併用すると効果的です。
気虚淤血型は過労により新陳代謝が低下して、内臓脂肪が溜まり、血液がドロドロになるタイプです。防己黄耆湯に水快宝、田七を併用すると効果的です。

体質や原因に合わせて漢方薬を服用すると、血圧を安定させ、将来の合併症を予防することができます。

6、メタボリックシンドロームの予防に効果的な漢方製剤

健康食品はメタボリックシンドロームの予防と合併症の予防に使われます。「予防に勝る治療はなし」ということです。メタボリックシンドロームの予防は何といっても内臓脂肪の減少と血液の浄化です。
内臓脂肪の減少には三爽茶や小島薬局オリジナル大益湯(ダイエットウ)、イサゴールなどが効果的です。血液の浄化には松寿仙、田七人参が効果的です。

7、日常生活の注意

・良く噛んで腹八分目:ゆっくり噛んで食べることで過食を防止して、腹八分目で肥満を予防します。
・玄米や雑穀を主食にした和食にする:日本人には和食が合っています。主食は未精白の穀物にしましょう!
・体を温める:体温が1℃下がると基礎代謝は約12%減少するといわれています。体を温めましょう!
・適度の運動を心がける:適度な運動で血行を良くして、新陳代謝を高めましょう!

体質に合わせた漢方薬や健康食品を適切に服用すると、内臓脂肪は確実に減少していきます。ぜひ漢方ダイエットをお試しください。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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