元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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メタボリックシンドロームと漢方薬①

皆さん、こんにちは。

小島薬局漢方堂でお渡ししている「疾患別漢方解説」の第7回テーマは、「メタボリックシンドロームと漢方薬」です。

1、メタボリックシンドロームとは
「肥満、高脂血症、高血糖、高血圧」といった動脈硬化の危険因子をいくつも併せもった状態のことをメタボリックシンドロームと呼びます。メタボリックシンドロームの人は、糖尿病を発症するリスクは通常の7~9倍。心筋梗塞や脳卒中を発症するリスクは約3倍にもなるといわれています。
日本におけるメタボリックシンドロームの診断基準は、以下になります。

必須項目
ウエスト周囲径 男性85cm以上、女性90cm以上

上記に加えて以下の3項目のうち2つ以上
・中性脂肪≧150mg/dl かつ/または HDLコレステロール<40mg/dl
・収縮期血圧≧130 mmHg かつ/または 拡張期血圧≧85 mmHg
・空腹時血糖≧110mg/dl


つまり、必須項目に加えて、脂質代謝・血圧・血糖の3項目のうち2つ以上あてはまれば、メタボリックシンドロームということになります。

2、メタボリックシンドロームの原因
メタボリックシンドロームの原因は、偏食や食べ過ぎ、お酒の飲み過ぎ、運動不足などの生活習慣にあります。
食生活の乱れや運動不足の生活を送っていると次第に肥満になり、中性脂肪などの血中脂質や血圧、血糖値が上がり動脈硬化になるわけです。この動脈硬化の行き着く先は、脳卒中や心臓病といった疾患です。まさに、現代の豊かで便利な生活環境や飽食、そして不規則な生活習慣などからおきた現代病の代表といえます。

3、メタボリックシンドロームと肥満
メタボリックシンドロームは皮下脂肪よりも内臓脂肪の蓄積が問題であり、内臓脂肪症候群ともいわれています。
肥満は体のどの部分に脂肪がつくかによって、2つのタイプに分かれます。
下腹部、腰のまわり、太もも、おしりのまわりの皮下に脂肪が蓄積するタイプを洋ナシ型肥満(皮下脂肪型肥満)、内臓のまわりに脂肪が蓄積するタイプをリンゴ型肥満(内臓脂肪型肥満)とよびます。
メタボリックシンドロームは内臓脂肪が問題になりますので、メタボリックシンドロームと関係が深いのはリンゴ型肥満ということになります。ウエストが男性では85cm以上、女性では90cm以上であるとリンゴ型肥満が疑われます。また、ウエスト÷ヒップが女性では0.8以上、男性では1.0以上あるとリンゴ型肥満が疑われます。
なお、リンゴ型肥満は外見では分からない隠れ内臓脂肪型もありますので、注意が必要です。

4、西洋薬と漢方薬の違い
メタボリックシンドロームのような症候群は、西洋医学は苦手とします。肥満、高脂血症、高血糖、高血圧の4つの疾患に別々の西洋薬を使いますので、対症療法になってしまいます。一方、漢方薬は内臓脂肪を減少して、体質から改善してメタボリックシンドロームの進行を防止します。
メタボリックシンドロームは、進行すると糖尿病や高血圧のリスクが高まり、その先は心臓病や脳梗塞になる恐れがあります。内臓肥満を解消して、将来の合併症を防ぐことが非常に大切ですので、漢方薬による体質改善が有効なのです。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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