元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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めまいと漢方薬②

皆さん、こんにちは。

今回は「めまいと漢方薬」の続きです。

4、めまいの漢方治療

漢方医学では、めまいは「風、火、痰、虚」の4つが病因と考えています。病因や体質によって、回転性めまい、浮動性めまい、たちくらみなど、異なる病態のめまいになります。
めまいは、痰濁中阻型(たんだくちゅうそがた)、肝陽上亢型(かんようじょうこうがた)、気血不足型(きけつふそくがた)の3つのタイプが多く見られます。

痰濁中阻型は水分の取りすぎや湿気が多い環境、胃腸虚弱の体質などにより、痰湿が生じるタイプです。雨天前に悪化し、グルグル目が回る回転性めまいが多く見られます。半夏白朮天麻湯、苓桂朮甘湯、温胆湯などが効果的です。
肝陽上亢型は慢性のストレスやイライラにより、肝陽が上昇するタイプです。のぼせてフワフワふらつく浮動性めまいが多く見られます。釣藤散、抑肝散、柴胡加竜骨牡蠣湯などが効果的です。
気血不足型は胃腸虚弱や過労、出血などにより気血が不足して、頭に血が上らないタイプです。疲れやすく、貧血気味でクラッとする立ちくらみが多く見られます。帰脾湯、補中益気湯、婦宝当帰膠などが効果的です。

めまいは上記の3つのタイプが多いですが、そのほかに血行が悪く肩こりなどを伴うめまいや老化によるめまいがあります。血行が悪いタイプには、淤血を改善する冠元顆粒や血府逐淤丸、松寿仙などが効果的です。老化によるタイプには、腎を補う杞菊地黄丸や二至丹、参馬補腎丸、参茸補血丸などを体質に合わせて使い分けると効果的です。
めまいは漢方医学が得意としている分野のひとつです。体質に合わせた漢方薬を服用すると、長年の頑固なめまいも、いつの間にか改善していきます。

5、日常生活の注意

・良く噛んで腹八分目:ゆっくり噛んで食べることで過食を防止して、腹八分目で肥満を予防します。
・玄米や雑穀を主食にした和食にする:日本人には和食が合っています。主食は未精白の穀物にしましょう!
・規則正しい生活を心がける:同じ時間に起床するように心掛け、十分な睡眠をとりましょう。
・ストレスをためずによく笑う:「笑う門には福来る」、つまらないことに腹を立てないようにしましょう。
・適度の運動を心がける:適度な運動で血行を良くして、イキイキとした血液を作りましょう!

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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