元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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めまいと漢方薬①

皆さん、こんにちは。

小島薬局漢方堂でお渡ししている「疾患別漢方解説」の第6回テーマは、「めまいと漢方薬」です。

1、めまいとは
めまいは目が回るようなくらくらとした感覚の総称です。めまいの症状は、グルグル目が回る回転性めまい、フワフワふらつく浮動性めまい、クラッとする立ちくらみの3つに大きく分けられます。
回転性めまいは、自分自身や周囲がグルグル回っているように感じ、耳の閉塞感や耳鳴り、難聴を伴うことが特徴です。回転性めまいの多くは、耳の異常が原因で起こりますので、放っておくと、難聴になる恐れがあります。また、脳出血や脳梗塞といった脳の異常でも回転性めまいが起こることがあります。
浮動性めまいは、体がフワフワふらつきまっすぐに歩きにくく、頭痛やしびれ、運動まひなどを伴うことがあります。浮動性めまいの多くは、脳の異常が原因で起こります。
立ちくらみは、立ち上がるとクラッとして、目の前が暗くなることが特徴です。立ちくらみの多くは、血圧の変動に関係する全身性の病気が原因として考えられます。

2、めまいの原因
めまいは耳の奥にある体のバランスを保つ三半規管に何らかの傷害があったときに現れる場合と、そのほかの病気が原因となって起こる場合があります。前者はメニエール病、良性発作性頭位眩暈症、前庭神経炎、中耳炎など、後者は更年期障害、自律神経失調症、脳梗塞、脳腫瘍、低血圧、高血圧などが挙げられます。また、病院で検査してもはっきり原因がわからないめまいも多く、本人はより不安感が強くなることが多いようです。
近年の社会機構の複雑化、ストレスの増加、高齢化社会の推移に伴って、めまいを訴える方は増加傾向にあるといわれています。

3、西洋薬と漢方薬の違い
西洋医学はめまいの原因を検査する方法は優れていますが、治療薬はあまり多くありません。めまいは原因が不明のことも多く、その場合は対症療法を中心とする西洋薬は十分な効果が得られないこともあります。
一方、漢方医学はめまいがおきる原因や体質を判断して、体質に合わせた漢方薬で根本的な改善を行います。
脳腫瘍などの手術を必要とするような病気が原因となるめまいは西洋医学の治療が効果的ですが、原因不明のめまいや慢性に経過してなかなか治らないめまいは漢方薬を服用するとよいと思います。

次回は具体的な漢方治療や養生法について解説します。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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