元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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低体温の漢方治療について

皆さん、こんにちは。

マイドゥーコラム第36弾は、2006年4月号の「低体温の漢方治療について」を加筆訂正したものです。

最近、低体温の子供や大人が増えている事が問題になっています。
通常、私達人間の体温の平均は36.5℃くらいが最も良く、これは体内の酵素が最も活性化され、働いてくれる温度です。低体温の状態では酵素の働きが低下するため、新陳代謝が悪くなり、免疫力も低下します。
体温が1℃下がると、下記のことがおきると言われています。

①免疫力37%低下
②基礎代謝12%低下
③体内酵素活性50%低下


このように低体温になれば、当然、血行も悪くなり、自然治癒力も低下し、慢性疲労やアレルギー、生活習慣病など多くの病気に罹りやすい状態になります。また不妊症や子宮内膜症、子宮筋腫などの婦人科疾患の多くが低体温や冷えと関係しています。
低体温を改善するためには、漢方薬による体質改善が最適といえます。低体温には大きく4つのタイプがありますが、多く見られるのは陽気不足の体質です。陽気不足の体質を改善し血液の流れを良くしていくことにより、低体温は良くなっていきます。
陽気不足の体質を改善する漢方薬としては、朝鮮人参、鹿茸(ろくじょう)、附子(ぶし)、黄耆(おうぎ)などの薬草が良く使われます。
代表的な漢方薬としては、十全大補湯、婦宝当帰膠、参茸補血丸、海馬補腎丸、八味丸などがあります。胃腸が弱く疲れやすい方は人参湯、補中益気湯などが良く使われます。血液の流れが悪い方は冠元顆粒や松寿仙を併用します。小児の低体温は小建中湯や黄耆建中湯が飲みやすく効果的です。
低体温の方は免疫力が弱いので、風邪を引きやすくなります。風邪を引きやすい方は普段から衛益顆粒を服用して、粘膜を強化すると効果的です。また、風邪の初期に治すことが大切です。 
最後に、体温を上げるためには、体を温める陽性食品を多く摂ること、運動して筋肉を増やすこと、半身浴をすることなどを心がけると効果的です。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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