元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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漢方薬解説「冠元顆粒」

皆さん、こんにちは。

漢方薬解説第5弾は「冠元顆粒」です。

冠元顆粒は、中西医結合により作られた20世紀最高の処方といわれる「冠心Ⅱ号方」の降香を木香、香附子に変更した処方です。冠元顆粒に使われている主薬の「丹参」は、四川省中江県の 高原で栽培されています。この地はGAP認定を受け、きれいな空気、汚染がない用水、残留農薬がない土壌という抜群の自然環境に管理されています。

冠元顆粒


冠元顆粒の効能効果は「中年以降または高血圧傾向のある人の次の諸症頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸」となっています。
活血化淤の丹参を主薬に、紅花、川弓、赤芍、木香、香附子の6種類の生薬が配合されています。この配合により、脳血管、心血管、肝臓、腎臓、子宮、卵巣、末梢血管など全身の血液をサラサラにします。
冠元顆粒は淤血体質を改善する漢方薬として、主薬としても脇役としても効果的です。配合を工夫すれば、血圧に関係なく様々な淤血証に応用ることができます。
また、冠元顆粒は様々な薬理実験データ(EBM)がそろっていることも特徴です。代表的な薬理実験は以下になります。

1993年 痴呆モデルマウスに対する中成薬の薬理効果
      米国メイヨクリニック研究所 菅谷公伸先生
  *痴呆マウスが冠元顆粒の服用で方向認識能力が改善しました。

1996年 血栓形成予防モデル実験(アスピリン製剤との比較)
      中国浙江大学 鄭先生
  *マウスの実験でアスピリンよりも優れた抗血栓作用が見られました。

2000年 脳卒中ラットによる卒中予防効果の実験
      京都大学大学院家森研究グループ
  *脳卒中ラットが冠元顆粒を服用して血圧及び脳血流が改善した。

以上の実験が示すように、冠元顆粒は狭心症、脳梗塞、慢性肝炎、慢性腎炎、婦人病、頭痛、肩こり、めまい、動悸など様々な淤血証を改善します。
また、不妊症においても淤血体質がある方には生理周期に合わせてよく使います。通常は生理期や排卵期によく使われますが、淤血体質がある方は低温期にも使います。また、免疫不妊(血栓タイプ)やホルモン剤による子宮内膜が凸凹している方には、着床を助けるために高温期に少量使うこともあります。

価格は45包入(15日~22日分)で7035円、90包入(30日~45日分)で13251円になります。

冠元顆粒は「血液サラサラのパイオニア」です。

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