元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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肩こりの漢方治療について

皆さん、こんにちは。

マイドゥーコラム第31弾は、2005年7月号の「女性のトラブルー肩こりの漢方治療についてー」を加筆訂正したものです。

肩こり原因はさまざまですが、主な原因としては長時間同じ姿勢を続ける、パソコンの見すぎなどの眼精疲労、ストレスなどの精神的緊張、クーラーなどによる冷えなどがあげられます。また肥満ややせ過ぎなどで筋力が衰えていたり、なで肩など体型によっても肩こりがおきるといわれています。
上記の原因により、首・肩周辺の筋肉の血行が悪くなり、筋肉中に乳酸等の老廃物が蓄積して凝りや痛みが発生します。特に女性は低血圧、冷え症の人が多いので、それに筋肉疲労が重なるとさらに血行は悪くなり悪循環に陥ってしまうのです。そこで、肩こりにならない体質にするためには、血行を促進させ、老廃物を排泄する必要があります。

ファーストチョイスとしては、血行を良くする「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」や「爽月宝(そうげつほう)」が効果的です。

★ストレスが原因のタイプは肝の働きに問題があり、首すじ~両肩に沿って斜めに凝りが生じることが多く見られます。肝気の流れを良くしてストレスを和らげる「加味逍遥散(かみしょうようさん)」や「抑肝散(よくかんさん)」を併用すると効果的です。
★クーラーや冷たい風に当たって悪化するタイプは首筋~肩甲骨に沿って縦に凝りが生じることが多く見られます。冷えを改善して凝りを和らげる「葛根湯(かっこんとう)」や「川弓茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)」を併用すると効果的です。
★眼精疲労が原因のタイプは肝血・腎精が不足していることが多く、「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」や「海精宝(かいせいほう)」を併用すると効果的です。

現代病ともいえる肩こりがおこりやすい人は運動不足の人に多いようです。日頃から運動をして老廃物をためないようにすることが大切です。また肩こりを防ぐためには、長時間同じ姿勢でいるのを避け、こまめに肩などを動かしたり、体操を行うようにしましょう。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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