元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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漢方薬解説「参苓白朮散」

皆さん、こんにちは。最近忙しく、更新が遅れてしまいました。
今回は漢方薬解説第4弾です。「参苓白朮散」を解説します。
参苓白朮散は「星火健脾散」という商品名で発売されています。

参苓白朮散


効能効果は「やせて顔色が悪く、食欲がなく下痢が続く傾向があるもの
の次の諸症:食欲不振、慢性下痢、病後の体力低下、疲労倦怠」です。

参苓白朮散は大変応用範囲が広い処方です。胃腸(脾胃)の気を補う
人参、白朮を主薬にしていますが、脾の陰を補う山薬、蓮肉、白扁豆、
体の余分な水湿を除くヨクイニン、茯苓などを配合しています。
脾胃が弱ると、①気血を作ることができなくなる ②下痢が続くと気と
陰を消耗する ③水湿の運化が悪くなり、下痢になったり浮腫が出る
という3つの方向に変化していきます。
参苓白朮散は上記のうち②と③の両方に対応することができます。
脾胃の気を補い、②のケースでは脾陰を滋養し、③のケースでは余分
な水湿を排泄します。
このように双方向性を持つ漢方薬はいくつかあります。双方向性を持つ
漢方薬は応用範囲がとても広くなります。
参苓白朮散は慢性の下痢、食欲不振、胃腸虚弱者の浮腫などに幅広く
使うことができます。婦人科疾患にも良く使われ、腎陰、脾陰の保護
を大切にする周期療法でも、胃腸が弱い方には良く使っています。
また、胃腸が弱い方の流産防止にも良い効果があります。
価格は90包入(30日~45日分)で9450円になります。

参苓白朮散は「胃腸を丈夫にして、双方向性作用のある漢方薬」です。

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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