元気パンダの漢方日記
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手掌八卦

皆さん、こんにちは。

今回は掌紋医学の基本の三つ目、手掌八卦についてお話します。

手掌八卦は、掌を8つに区分して八卦を応用して五臓六腑に対応させたもので、中医学の伝統的な理論に則っています。この8つの区分は、手相の各丘と対応していますので、共通する部分もあります。

艮位:金星丘  震位:第一火星丘  巽位:木星丘  离位:土星丘・太陽丘
坤位:水星丘  兌位第:二火星丘  乾位:月丘    坎位:地丘

手掌八卦

それぞれの部位は五臓六腑と対応していますので、各部位に十(バツ)、♯(シャープ)、*(米)、〆(島)などがあると、対応する臓器に異常があると考えます。もちろん、掌紋線や掌上臓腑対応区も参考にして、総合的に判断します。

艮位(ごんい):五行では陽土で、脾・胃・性機能を主ります。この部位が隆起して弾力がある方は消化機能や性機能が強いです。一方、扁平で弾力がない方は消化機能や性機能が弱いといえます。
震位(しんい):五行では陰木で、自律神経と胃を主ります。この部位の弾力がなく、障害線が多い方は自律神経が失調して、胃の働きが低下していることを意味します。また、この部位に♯(シャープ)や*(米)が見られる方は、胃や十二指腸の潰瘍の可能性があります。
巽位(そんい):五行では陽木で、肝・胆を主ります。この部位が過剰に隆起している方は脂肪肝や高脂血症を意味します。扁平で弾力がない方は胆が弱く驚きやすい方が多いです。また、この部位に♯(シャープ)や*(米)が見られる場合は、胆嚢炎や胆石の可能性があります。
离位(りい):五行では陽火で、心を主ります。この部位が扁平で弾力がなく、雑線が多い方は心臓機能が低下していることを意味します。また、この部位に♯(シャープ)や*(米)が見られる方は、狭心症や脳卒中の可能性があります。
坤位(こんい):五行では陰土ですが、実際は腎・泌尿器・生殖器を主ります。この部位が扁平で弾力がなく蒼白の方は生殖機能が低下していることを意味します。また、この部位に♯(シャープ)や障害線が見られる方は、膀胱炎や前立腺炎などの泌尿器の炎症の可能性があります。
兌位(だい):五行では陰金で、肺・大腸を主ります。この部位が扁平で弾力がなく蒼白の方は肺機能が低下していることを意味します。また、この部位に〆(島)が見られる方は肺腫瘍の可能性があり、♯(シャープ)や障害線が見られる方は、便秘や下痢などの大腸の炎症や失調の可能性があります。
乾位(けんい):五行では陽金で、呼吸機能・心理・内分泌を主ります。この部位が扁平で弾力がなく蒼白の方は呼吸機能が低下していること、内分泌が失調して性機能の低下していることを意味します。また、この部位に雑線や放縦線が見られる方は、神経衰弱や不眠、内分泌失調による糖尿病の可能性があります。
坎位(かんい):五行では陰水で、腎・泌尿器・生殖器を主ります。この部位が扁平で弾力がなく蒼白の方は腎虚で、生殖機能が低下していることを意味します。また、この部位に雑線や斑点が見られる方は泌尿器の炎症の可能性があります。

最後に掌の中央を明堂といい、心臓や消化機能、中年期の運勢などを意味しています。この部位が扁平で弾力がなく、雑線や障害線が多くみられる方は、ストレスが多く、不眠や動悸、うつ病などの可能性があります。

今回で掌紋医学の三つの基本の説明は終了しました。掌紋線、掌上臓腑対応区、手掌八卦の3つを総合的に判断しますが、一番重要なのは掌紋線で、次いで掌上臓腑対応区、手掌八卦となります。
次回は手型についてお話します。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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