元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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ペットと漢方

皆さん、こんにちは。

今日はクリスマスですね。ご家族で楽しい時間を過ごされる方も多いと思います。最近はペットを家族のように可愛がっている方も多いようですね。そこで今回はマイドゥーコラム第20弾として、2010年1月号掲載の「ペットと漢方」を紹介します。

近年はペットに副作用が少なく効果が優れた漢方薬の服用を希望する方が増えてきています。私の店でもご相談を受けて漢方薬をお勧めすることがありますが、とても効果があります。ペットもストレスがあるといわれますが、人間に比べるとシンプルなことが多く、1種類~3種類くらいの漢方薬の組み合わせでよい効果が得られます。

漢方薬の選択はペットの種類(犬・猫が中心です)、大きさ、毛並み、病名と病気の経過などから判断します。小型犬や猫は人間の1/2~1/3の量で効果がありますが、大型犬は人間に近い量を使うこともあります。
漢方薬は様々な病気に効果がありますが、皮膚病、アレルギー、便秘、下痢、糖尿病、心臓病、腎臓病、慢性疲労、結石、口臭、癌などは特に効果が期待できます。以下の症例を紹介します。

18歳の小型犬
主訴は肝機能と腎機能の低下、慢性膀胱炎です。体力の低下が著しく、常に尿に細菌が繁殖して尿が臭く、抗生物質も効かなくなっています。参苓白朮散と清心蓮子飲を併用して1ヶ月で非常によい効果がありました。その後体力強化のために麦味参顆粒を加えて元気になっています。
11歳の小型犬
主訴は網膜変性症による視力低下と目やにです。だんだん視力が低下してきて、よく物にぶつかります。杞菊地黄丸と冠元顆粒を併用して2ヶ月で目の光の反応が改善しました。目やにもなくなり、すでに5年間服用を継続しています。
8歳の大型犬
主訴は慢性湿疹です。1年前より痒みがひどくなり、毛ごと引っかいて皮膚がむき出しになっています。皮膚は赤くただれています。消風散と温清飲に松寿仙を併用して、2ヶ月の服用でほとんどきれいになりました。

ペットの場合は、漢方薬の飲ませ方に工夫が必要です。以下の方法があります。
①粉薬を餌に混ぜて飲ませる。漢方薬が気になって餌を食べないときは、柔らかいチーズなどに包んで飲ませる方法があります。
②温湯に溶かして飲ませる。お湯で飲まないときは、ミルクに溶かしたり、少量のハチミツを混ぜると効果的です。それでも飲まないときは、スポイトを使いましょう。


ペットは人間に比べて、漢方薬の反応が早いようです。ぜひかわいいペットに漢方薬をお試しください。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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