皆さん、こんにちは。
9月21日は午前中に兵馬俑、始皇帝陵、華清池を観光したあと、午後は西安市内に向かいました。
まず最初に青龍寺に行きました。青龍寺は弘法大師・空海が修行した寺として有名です。唐の首都・長安に渡り、恵果阿闍梨から1年間という短期間で密教を学び取り、帰国後に真言宗を興しました。その歴史ある青龍寺に行くことができるのは楽しみでした。
青龍寺に入ると、日本語ができるガイドさんがいて、説明を受けながら歩いていきました。しばらく歩くと、ガイドブックでも見た空海記念碑が見えてきました。
その正面に本堂があり、恵果阿闍梨と空海を祭っています。
お祈りを済ますと、ガイドさんが隣の部屋に案内してくれました。そこには空海グッズがたくさんあって、びっくりしました。その中でもご朱印帳は魅力的でした。300元かかりましたが、ガイドさんによると、あくまでも寄付ということです。
よく見ると「第0番礼所」と記載されています。ガイドさんによると、空海が真言密教の教えを受けた始まりの場所ということで、四国八十八箇所めぐりのスタートということです。うーん、本当だろうか・・・ それはさておき、このご朱印帳はとてもきれいで、すばらしいです。
青龍寺の次は、三蔵法師玄奘ゆかりの大雁塔の行きました。大雁塔は三蔵法師がインドから持ち帰った仏教の経典を中国語に翻訳して保存した場所として有名です。とても雄大で立派な塔です。
せっかくですから、大雁塔を上ることにしました。少し疲れましたが、頂上からの眺めはなかなかよかったです。
大雁塔に続いて、薦福寺の境内にある小雁塔を見に行きました。小雁塔は大雁塔が建立された半世紀後の707年に建立され、大雁塔より小ぶりなことから小雁塔と呼ばれています。小雁塔も唐の名僧・義浄がインドから持ち帰った仏教の経典を中国語に翻訳して保存した場所になります。
小雁塔を見終わると、もう午後5時を過ぎていました。最後の夕食は、「陝西歌舞大劇院」で演劇を見ながら食べることにしました。10種類の舞台があり、演奏や踊り、演劇などを織り交ぜた、優雅な舞台でした。食事は西安名物の数種類の餃子です。
今回は3泊4日の短期間の研修旅行でしたが、趙理明先生の掌紋医学、西安の名所観光ととても充実して楽しい旅行となりました。
パンダグッズもしっかり購入してきました。パンダグッズは改めてアップします。