元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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漢方薬解説「板藍根」

皆さん、こんにちは。漢方薬解説第61弾は「板藍根」です。

板藍根はアブラナ科ホソバタイセイの根を乾燥した薬草です。性質は寒性で苦味があります。清熱涼血解毒の効果があり、中国では瘟疫(インフルエンザや日本脳炎などの伝染病)の高熱や猩紅熱、咽喉炎などに使われてきました。
現代の薬理研究では、抗ウイルス作用・抗菌作用・解熱消炎作用・免疫増強作用などが認められています。
日本では飲みやすい顆粒タイプの「板藍茶」や「板藍のど飴」が発売されており、大変好評です。

板藍茶

板藍のど飴

板藍根の薬理作用で面白いことは、抗菌・抗ウイルス・解熱消炎という作用がありながら、免疫を増強するという双方向の作用があることです。実際、私の店では板藍根を飲み続けたら風邪を引きにくくなったという方がいます。板藍根は免疫双方向性作用があり、体質に合えば長期使用しても大きな心配がありません。ですから、中国の家庭や学校では、風邪やインフルエンザが流行する時期に板藍根を煎じて飲んだり、うがいをすることが常識になっています。まさに昔の人が経験で発見した「天然の抗ウイルス薬」といえます。

さて、ご存知のように先月から新型インフルエンザが流行しており、多くの方が心配されていると思います。インフルエンザは空気感染ですので、学校や公共機関、スーパーやデパートなど人が多く集まるところでは常に感染の可能性があります。国立感染症研究所の調べでは、10月上旬にピークが訪れ12月上旬には終息すると予想しています。
新型インフルエンザの毒性はそれほど強くないといわれていますが、死亡例も出ています。健康な方はあまり心配することはないのですが、子供や高齢者、糖尿病や腎臓病などの持病をお持ちの方は注意が必要です。
厚生省ではインフルエンザに対して予防を呼びかけています。インフルエンザワクチンが話題になっていますが、有効性に疑問がもたれており、少なからず副作用もありますので、過度の期待は禁物です。
まずは十分に休養をとり、食養生を行い、過労やストレスを避けて、体力や免疫力を高めることを心がけましょう。インフルエンザは鼻や咽喉などから飛沫感染しますので、外出時はマスクをして、できるだけ人ごみを避けるようにします。帰宅後はしっかりと手洗い、うがいを行うことが大切です。
さらに「板藍茶」を内服やうがいに使い、「板藍のど飴」を時々舐めるとかなり効果が上がります。「板藍茶」は60包入で4830円、120包入で6930円になります。「板藍のど飴」は12粒入で378円、80粒入で1890円になります。

もしインフルエンザにかかってしまったときは、天津感冒片或は涼解楽+板藍茶+白花蛇舌草の組み合わせを飲むと大変効果的です。

新型インフルエンザの流行が終わっても、12月になれば季節性のインフルエンザが流行する可能性もあります。板藍茶や板藍のど飴」、涼解楽などを常備薬として薬箱に入れておくことをお勧めします。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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