元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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雲南手診研修③

皆さん、こんにちは。

今日は王晨霞先生の講義についてお話しします。
王晨霞先生によると、掌紋医学は、①掌上14条線、②掌上臓腑対応区、③手掌八卦の3つの基本があるそうです。
そのうち掌上14条線が最も重要で、続いて掌上臓腑対応区、手掌八卦になるということです。まずは掌上14条線と障害マークを暗記して、その後に掌上臓腑対応区や手掌八卦を取り入れていくと良いそうです。
掌上14条線や障害マークは手相と共通する部分がありますが、掌紋医学ではより詳しく病気との関連を調べています。

〔掌上14条線〕
手相の基本線と対応していますので、共通する部分もあります。各線の診断上の意義は、後日改めてアップしたいと思っています。
1線:感情線  2線:知能線  3線:生命線  4線:健康線  5線:運命線  
6線:障害線  7線:太陽線  8線:放縦線  9線:金星帯  10線:土星環  
11線:結婚線  12線:二重感情線  13線:シドニー線(知能線) 14線:マスカケ線

掌紋14条線

〔掌上臓腑対応区〕
掌紋医学を専門とする漢方医によって微妙に異なることがあります。王晨霞先生によると、古い文献には臓腑対応区が明確でなく、患者の掌を繰り返し診て、西洋医学の診断をあわせて、一つずつ確定していったということです。

掌紋臓腑対応区

〔手掌八卦〕
掌を8つに区分して、八卦を応用して五臓六腑を対応させたもので、中医学の伝統的な理論に則っています。この8つの区分は、手相の各丘と対応していますので、共通する部分もあります。
金星丘:艮位  第一火星丘:震位  木星丘:巽位  土星丘・太陽丘:離位
水星丘:坤位  第二火星丘:兌位  月丘:乾位  地丘:坎位

〔障害マーク〕
障害マークは8種類あります。十、♯、*、☆、△、□、島、○です。
障害マークが、掌紋14条線、掌紋臓腑対応区、掌紋八卦の位置に現れると、病気との関係が出てきます。わかりやすいこともありますが、よく見ないとわかりにくいこともあります。きちんと見立てるためには、経験やコツが必要になると思います。
十:炎症  ♯:慢性炎症  *:うっ血、気滞淤血  ☆:脳虚血(少見) 
△:動脈硬化  □:手術、外傷  島:腫瘍、対応臓器の虚弱  ○:外傷(少見)
「十→♯→*」と変化していくことがあり、炎症が悪化してうっ血になっていきます。
逆に「*→♯→十」と変化すると、改善していく過程であることがわかります。

以上の基本を踏まえた上で、実践を積み重ねていくことが大切なようです。
掌紋医学の見立ては、非常の奥が深く特色があります。中医学の診断法でスタンダードな、舌診や脈診と比べても、より正確で多くの情報を得られると思います。
王晨霞先生のように素早く正確に診断するためにはまだまだ修行が必要ですが、掌紋医学は今後も学んでいく価値が高い診断法であると思っています。

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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