元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

漢方薬解説「海馬補腎丸」

皆さん、こんにちは。漢方薬解説第37弾は「海馬補腎丸」です。

海馬補腎丸は中国では200年以上の歴史があり、至宝三鞭丸、男宝などと並んで、滋養強壮、精力増強の漢方薬として有名です。日本でも厚生省に認可されて、販売されています。

海馬補腎丸

海馬補腎丸の効能効果は「滋養強壮、肉体疲労、虚弱体質」です。
海馬補腎丸は海馬、鹿茸、海狗腎などの動物生薬が腎陽を温め、人参、黄耆、地黄、当帰などが気血を補います。また、山茱萸、枸杞子などの腎陰を補う漢方薬も少量配合して陰の消耗を予防しています。上記のような19種類の漢方薬を配合して、腎陽・腎精を補い、同時に気血も補っており、バランスの取れた配合になっています。
よって、効能効果だけを見ると滋養強壮のイメージですが、実際は幅広く応用できる漢方薬です。精力減退、男性不妊だけでなく、老化に伴う夜間頻尿、冷え性、腰痛、健忘症、骨粗鬆症などにも大変効果的です。
また、男性だけでなく女性の不妊症にもよく使われています。冷え性で生理周期が遅れる方や高温期が短い方には特に効果的です。周期療法では、低温期では排卵を促し卵の質を良くするために使い、高温期では温帯ホルモンの分泌を促し高温期を長くするために使います。
参馬補腎丸と似た効能効果ですが、海馬補腎丸のほうが海馬や鹿茸の量が多く、その他の動物生薬も多く含まれているので、腎陽を補う効果が強いです。
ですから、海馬補腎丸は体質によって飲む量を調節する必要があります。多く飲みすぎると、のぼせやほてり、体の痒みなどが出ることがあります。常用量は1回10丸、1日2回ですが、体質によっては減量して他の漢方薬を配合するほうが良い効果が得られることが多くあります。この加減や配合は経験が必要です。

海馬補腎丸は300丸入(15日分)で5985円、600丸入(30日分)で11550円になります。

海馬補腎丸は「腎陽を強力に補い、老化に伴う各種疾患、男女不妊症に効果の良い漢方薬です。

コメント

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

閲覧パンダ

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

プロフィール

元気パンダ

Author:元気パンダ
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
■ご感想・お問合せはこちら
 panda@kojima-y.com

最近の記事

最近のコメント

検索フォーム

月別アーカイブ

カテゴリー

RSSフィード

リンク

その他の言語 Ver.2

携帯でもパンダ!

QRコード

ランキング!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。