元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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武漢と湖北民族大学の旅⑥

皆さん、こんにちは。今回は、今回の旅で食べた少し珍しい料理について紹介します。

今回は恩施と武漢、鐘祥で食事をしました。朝食は恩施と武漢のホテルでバイキングでした。毎朝、武漢名物の熱干麺と饅頭、フルーツなどを美味しくいただきました。

7月18日~19日は恩施市や周辺の利川、咸豊で、湖北民族学院の袁徳培院長にご馳走になりました。恩施は重慶や四川省に比較的近いので、辛辣料理が多いそうですが、私は辛いものが苦手なので、事前に辛いものを避けるようにお願いしました。そのため、野菜や豆腐、卵、肉などを中心に、辛味の少ない食べやすい料理が多かったです。

まずは、恩施での料理で、珍しい料理を2品紹介します。1品目は野生の五行草の炒め物です。味付けもあると思いますが、少し酸味がきいて美味しい炒め物でした。
「五行草」は別名「馬歯莧」とも言われ、漢方薬として皮膚病や胃腸疾患、百日咳などに使われています。日本でも「五行草茶」の名前で、飲みやすい顆粒タイプのエキス剤が発売されています。

野生の五行草

2品目は「蕎麦饅頭」です。中国では饅頭は小麦がほとんどですが、恩施では蕎麦饅頭も食べられているそうです。肉や野菜を刻んで、ピリ辛に炒めたものを、蕎麦饅頭の皮で包んで食べます。なかなかの美味でした。

蕎麦饅頭

次に、鐘祥で食べた料理を2品紹介します。1品目は「武昌魚」です。「武昌魚」は武漢(湖北省)の名物料理です。毛沢東がこよなく愛した料理としても知られています。武昌魚は揚子江に棲む魚で、適度に脂が乗ったとても美味しい魚料理でした。

武昌魚

2品目は「蟠龍菜」です。「蟠龍菜」は今回訪問した世界文化遺産「明顕陵」ゆかりの皇帝料理です。

蟠龍菜

明顕陵のガイドさんの話ですが、明の12代皇帝である、嘉靖帝が皇位を継承するときに、皇帝候補が3人いたそうです。先代皇帝の遺言で、早く北京に着いたほうが皇帝になることになりました。当時の風習で、皇帝候補は上京する際に各地で接待攻勢をうけたそうです。嘉靖帝は鐘祥という北京から最も遠い場所にいたため、最も不利でした。そこで、北京に早く着くために、罪人の格好をして、各地での接待攻勢を避けたそうです。罪人の格好をするのは問題なかったそうですが、一番困ったのは食事だったそうです。普段食べている料理は罪人には分不相応で、ばれてしまう恐れがあったのです。そこで、料理人が考えたのがこの「蟠龍菜」です。
「蟠龍菜」は豚肉や魚肉などを刻んで調味料を加えて炒め、緑豆粉や卵の衣で包んだ料理です。見た目では質素で肉料理には見えませんが、味はとても美味しく、道中で「蟠龍菜」を食べながら一番早く上京し、無事皇帝に即位したという話です。
この話を聞いてから、鐘祥のホテルで「蟠龍菜」を食べたので、より美味しく感じました。

今回の武漢と湖北民族大学の旅は、寇華勝先生の導きと湖北民族大学の袁徳培院長、武漢中聯薬業公司の孫月英董事長、湖北益達貿易有限公司の何正武董事長のおかげでとても楽しく、充実感がありました。心より感謝申し上げます。

今回で、武漢と湖北民族大学の旅のお話を終了いたします。6回ともお読みいただいた方には、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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