元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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漢方薬解説「降圧丸」

皆さん、こんにちは。漢方薬解説第28弾は「降圧丸」です。
「降圧丸」は名前のとおり高血圧を治す漢方薬です。
小粒の丸薬で飲みやすい製剤として、日本でも発売されています。

降圧丸


降圧丸の効能効果は「高血圧に伴う頭痛・どうき・手足のしびれ・肩のこり・
のぼせ・めまい・いらいら」です。
降圧丸は、肝陽を鎮め血圧を下げる羚羊角を主薬として、肝陽を鎮める天麻、
琥珀、心火を冷ます黄連、気血を降下させる大黄、沈香、淤血を改善する川弓、
陰血を養う地黄、当帰、阿膠、を配合しています。
以上の配合で、平肝潜陽、滋陰養血、活血化淤の効能があります。

漢方医学では「肝」は自律神経を調節する働きがあると考えています。肝陽が
上亢すると、のぼせ、めまい、イライラ。頭痛などが生じて血圧が上がります。
降圧丸は肝陽を鎮静させますので、自律神経を安定させ、血管を広げて淤血
を改善し、便通をよくし、結果として血圧を安定させることができます。同時に
動脈硬化を予防することもできます。

高血圧は肝陽上亢タイプが多く見られますがですが、肝火上炎、気滞淤血、
痰濁阻滞、陰陽両虚などのタイプもあります。
初期の高血圧や怒りっぽい方は肝火上炎タイプが多く、黄連解毒湯や竜胆
瀉肝湯などが効果的です。
血行が悪く、動脈硬化が進行してる方は気滞淤血タイプが多く、冠元顆粒
や血府逐淤丸などが効果的です。
肥満していて、痰が多い方は痰濁阻滞タイプが多く、釣藤散や星火温胆湯
などが効果的です。
高齢者で慢性化して、冷えや体質の虚弱が見られる方は陰陽両虚タイプが
多く、八味地黄丸や牛車腎気丸などが効果的です。
2つ以上のタイプが混ざっていることも多く、特に肝陽上亢と気滞淤血の混合
タイプは多く見られ、降圧丸と冠元顆粒の併用は効果的です。

降圧丸は400丸入(約20日分)で6000円、600丸入(約40日分)で12600円
になります。

降圧丸は「肝陽を鎮静させ、血圧を安定させる漢方薬」です。

コメント

こんにちは、ブログ拝見させていただきました^^

【2008/05/26 18:10】 URL | takakuma2006 #-[ 編集]
コメントをいただき、ありがとうございます。
今後も楽しい記事をアップしていきますので、時々見に来てください。
【2008/05/27 11:26】 URL | 店主 #-[ 編集]

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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