元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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漢方医学による体質判断について

皆さん、こんにちは。マイドゥーコラム第16弾は2006年11月号の「漢方医学による体質判断について」を加筆訂正したものです。

私の店ではご来店した全てのお客様に対して体質を判断してから、漢方薬や健康食品をお勧めしています。去る10月24日(火)にマイドゥーとタイアップした恒例の漢方講座を行いましたが、「自分でできる体質チェック」は大変好評でした。

漢方医学による体質判断は、専門的には弁証論治といいます。弁証論治とは「証を弁別して、治療法を決める」ということですが、体質判断にあたる「弁証」の方法は複数の方法があります。その中でも上海出身で日本滞在が長い中医診断学の専門家、楊敏先生が考えた気・血・水の過不足を診る「6体質分類法」はとても実践的で応用範囲が広い体質判断法です。
楊敏先生の日本での経験に基づいた62項目の質問をチェックすることで、体質判断をするチェック表を作り、「東洋医学で食養生」で紹介しています。
6つの体質とは、気虚体質(気の不足)、気滞体質(気の停滞)、血虚体質(血の不足)、瘀血体質(血の停滞)、陰虚体質(水の不足)、痰湿体質(水の停滞)になります。つまり、気・血・水が不足している、あるいは滞っている、ということを判断する方法です。単純でわかりやすい方法ですが、五臓の判断や寒熱の判断も含まれており、少し説明すれば自分で体質を理解することもできます。
私は楊敏先生が作成した質問項目を改良して、60項目にまとめたチェック表を考えて、楊敏先生の了解を得た上で「女性の悩みは漢方で治す」の第3章の体質チェック表を発表しました。
現在私の店に始めて漢方相談に来た方には、必ずこの60項目の体質チェック表を記載してもらっています。

さて、実際に体質をチェックしていただくと、上記6つの体質の1つだけというケースもありますし、2つ~3つの体質が混ざっているケースもあります。複雑に混ざっている体質の場合は、漢方薬も数種類を組み合わせる必要があります。
今までの経験では、疾患によっては共通した体質が見られることがあります。
例えば、不妊症は血虚体質、気滞体質、瘀血体質が多く、更年期障害は陰虚体質、気滞体質、瘀血体質が多く見られます。また、メタボリックシンドロームは痰湿体質、瘀血体質が多く見られ、老化による病気は気虚体質、陰虚体質、瘀血体質が多く見られます。さらに、自律神経失調症は気滞体質、気虚体質、陰虚体質が多く見られるようです。

この「6体質分類法」による体質判断はお客様自身も体質がわかりやすく好評です。当店では、新規のお客様には必ず体質判断チェック表を記載してもらっています。その上でさらに詳しく症状をお聞きして、一番改善したい症状を中心とした適切な漢方薬をお勧めしております。ご安心して相談にいらしてください。

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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