元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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漢方薬解説「参茸栄衛丸」

皆さん、こんにちは。漢方薬解説第20弾は「参茸栄衛丸」です。

参茸栄衛丸は松浦漢方が中国から輸入したオリジナル製剤です。
もちろん日本の厚生省の許可を得ていますので、品質管理は万全です。
参茸栄衛丸は以前に紹介した「杞菊地黄丸」「参茸補血丸」「日水清心丸
と同様の蝋皮丸です。蝋皮丸は薬草を粉にして、蜂蜜で練って、直径3~
4cmのお団子状にします。
少し飲みにくい剤形ですが、生薬を粉にしているため効果は抜群です。

参茸栄衛丸


参茸栄衛丸の効能効果は「次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、
病中病後、胃腸虚弱、食欲不振」です。
参茸栄衛丸は人参、鹿茸、鹿角を主薬として温腎益精、大補元気の効能が
あります。杜仲、鎖陽、肉蓯蓉は温補腎陽の効果があり、主薬の効能を助け
ます。黄耆、茯苓、陳皮、当帰、地黄、何首烏は気血を補い胃腸を整えます。
竜眼肉、酸棗仁、琥珀は心を安定させ睡眠の質を良くします。
配合としては、「帰脾錠」と「参茸補血丸」を足して2で割ったような処方です。

以上15種類の配合により、参茸栄衛丸は「温腎益精、益気養血、安神養心」
の効能効果があります。
効能効果では滋養強壮を謳っていますが、処方内容を見ると、冷え性で体力が
弱い方の不眠症や動悸、不安感に適しています。各種貧血にも効果的です。
また、心を安定させ腎を温めますので、不妊症や更年期障害にも使います。
周期療法を行うときには、低温期では心腎を交通させて排卵を促し、高温期
では腎を温めて心を安定させるので、月経前不快症状を和らげて着床を助け
ることができます。

最後に参茸栄衛丸の飲み方を紹介します。

①蝋皮丸(白いカラ)を半分に割って、中の丸薬を取り出す。
②丸薬を包んでいる透明セロハンをとる。
③丸薬を包丁などで半分に切る。
⑤1日2回に分けて、食べます。

参茸栄衛丸は蝋皮丸の中では味がよく、食べやすいです。
価格は10丸入りで6300円になります。

参茸栄衛丸は「気血陰陽を補い、腎を温め心を安らかにする漢方薬」です。

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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