元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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スワロフスキー2008年度限定「親子パンダ」

皆さん、こんにちは。

パンダコレクション59弾は、スワロフスキーの2008年度限定「親子パンダ」です。
SCS会員限定販売品で、親と子供の2体セットになっています。

SCS会員のみに販売する2008年度限定作品は、パンダのフィギュア2種類とブレスレット1種類です。すでにフィギュア1種類ブレスレットは紹介していますが、いずれも完成度が高く、素晴らしい作品です。受注後に製作しますので、到着まで10日以上かかりました。
今回紹介する親子パンダは、特に完成度が高くみためもたいへん美しい作品です。

スワロフスキー2008年度限定親子パンダ①

親パンダは高さが10㎝くらいあり、なかなか迫力もあります。美しさと力強さを華ね備えており、私の数多いパンダコレクションの中でも一番のお気に入りです。

スワロフスキー2008年度限定親子パンダ②

上の写真のように、親パンダの首からチャームブレスレットを下げると、なかなか魅力的です。
現在は、2008年度限定作品は社長室のパンダコーナーに展示しています。

今年のパンダコレクションは今回で最後となります。まだまだコレクションがありますので、来年以降も紹介していきたいと思います。
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テーマ:コレクション - ジャンル:趣味・実用

不妊症・周期療法

皆さん、こんにちは。
先週の水曜日(12月17日)に「イスクラ中医薬研修塾」で、第8回目の講義を行なってきました。今回は「不妊症・周期療法」というテーマです。だんだん実践的な内容になってきました。

1、周期療法とは

結婚して避妊をせずに通常の夫婦生活をしているにもかかわらず、2年以上子供ができない場合は一般に不妊症といわれています。最近では1年で子供ができなければ何らかの不妊につながる障害があるという考え方もあるようです。
近年中国では中西医結合といって伝統的な中国医学の治療法に西洋医学の考え方を結合してより治療効果を高める方法が一般的に行われています。周期療法はこの中西医結合によって作られたすばらしい治療法です。周期療法の最大の特長は、生理周期にあわせて漢方薬を使い分けて妊娠の確率を高めることです。
生理期:活血薬と理気薬を併用して、子宮内の血液や内膜をきれいに排出させる。
低温期:滋陰養血薬により腎陰をしっかり補い、卵子を育て子宮内膜を成長させる。
排卵期:活血薬に補腎温陽薬を併用して、排卵をスムーズにする。
高温期:補陽薬と補気養血薬を併用して、受精卵を子宮内に着床できるようにする。

2、周期療法の基本的な考え方

中国医学の考え方では心は神明を主り、腎は精卵の発育と排泄を主宰して生殖を主ると考えられています。神明は大脳の働きと同じですので、心-腎-子宮の生殖軸によって月経周期をコントロールしていると考えています。このような考え方は西洋医学の視床下部-脳下垂体-卵巣-子宮の生殖軸の考え方と一致しています。
生殖軸には肝と脾胃も協調しています。肝は疎泄を主り自律神経による調節と関係しており、脾胃は運化を主り食物の消化吸収を通じて血や精を補っています。よって心-腎-子宮の生殖軸のコントロールには肝と脾胃が深く関係しているといえます。
このような中国医学の理論をベースとして、西洋医学の生理周期や基礎体温の概念を結合させて、周期療法の基本的な考え方が作られました。

3、特殊なケースについて

①子宮に異常がある場合
子宮性に異常があるケースとしては、子宮発育不良、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮下垂、崩漏などがあります。子宮筋腫や子宮内膜症がひどい場合はこちらの治療を優先して、症状が改善してから周期療法に移るようにします。症状が軽ければ最初から周期療法を行うことも可能です。

・子宮発育不良:婦宝当帰膠+参茸補血丸+海精宝、ビタエックスなど
・子宮筋腫  :婦宝当帰膠+桂枝茯苓丸+爽月宝、水快宝など
・子宮内膜症 :婦宝当帰膠+桂枝茯苓丸+爽月宝、水快宝、清営涼血顆粒など

②卵管に異常があるケース
輸卵管の通過障害の原因としては子宮内膜症、感染症などがあります。輸卵管の炎症や癒着がひどければ手術などにより除くことを考えますが、それほどひどくなければ通常の周期療法の上に加減を行います。生理期~低温期に冠元顆粒、血府逐瘀丸、爽月宝、開気丸、芍薬甘草湯などの疎肝活血薬を加味すると効果的です。

③免疫異常があるケース
免疫性不妊は抗精子抗体により精子を異物と認識して攻撃するため、受精卵が育つことができません。生殖器の慢性炎症が原因となることがよくみられます。免疫異常には①抗精子抗体の異常、②抗リン脂質抗体の異常、③夫婦リンパ球の類似、の3タイプがあります。陰虚肝旺タイプが多く見られますが、陽虚タイプもときに見られます。

・陰虚肝旺:加味逍遥散、柴苓湯+瀉火補腎丸+瓊玉膏など
・ 陽虚 :婦宝当帰膠+衛益顆粒+参馬補腎丸など
・ 淤血 :婦宝当帰膠+冠元顆粒+参馬補腎丸など

④生理周期が不安定なケース
無月経の人や生理周期があまりにも不安定な人は、周期療法を行う前に月経周期を整えるようにします。月経周期を整える場合は体質や症状によりさまざまな漢方薬を使い分けますが、養血・補腎・活血を中心に考えます。
月経周期を調節する漢方薬を飲んでいるうちに妊娠するケースもありますが、2~6周期服用して月経が整っても妊娠しない場合は、周期療法に移るようにします。月経周期を調節する漢方薬で基礎つくりができると、周期療法がうまくいくケースも見られます。

4、症例練習

34歳 女性 156cm 49kg やや色白  主婦

結婚6年 未妊娠 3年前より近くの婦人科に受診。最初の半年はタイミングを行っていたがうまくいかず、その後クロミッド治療に切り替わる。だんだん効きにくくなり、1年前よりHMGを併用する。人工受精は2年前より始めて、断続的に10回以上行った。婦人科では黄体機能不全といわれている。卵管は正常。精子検査も悪くない。

初潮:13歳  生理周期:33日~35日、高温期が10日前後と短い
生理期間:5日 
生理量 :2~3日に少し増えるが、それ以外は少なく、5日目は少量
生理の色:2~3日目は赤いがそれ以外は薄い赤色 
生理の質:全体的に薄い、レバー状の塊がある
生理痛は軽い(1日目に少し下腹部痛) 生理前の不調は特になし。
おりもの:期間は2~3日。透明で粘りがあるが、量は少ない。臭いはない。

手足が冷える 食欲はある 少し便秘気味 時々立ち眩み 目の疲れあり
その他は基本的に問題なく健康である。

①問診のポイント

・生理の状況を聞くこと:生理の量、色、質、生理周期の4つを詳しく聞くこと。初潮年齢、初潮から2~3年後の状況と現在との比較、或は結婚前と結婚後との比較が大切。
・おりものの状況を聞くこと:錦絲状であることが大切。生理期と対応しているか?
・基礎体温を判断すること:全体の形と排卵前後の上がり方を見る。
・西医の治療経過を聞くこと:排卵誘発剤、ホルモン剤の服用状況。血液検査の結果。体外授精の経験など
・婦人科の病気を聞くこと:子宮筋腫、子宮内膜症、多嚢胞性卵巣、卵巣嚢腫、高プロラクチン血症、性器感染症、流産歴など
・全身症状を聞くこと:冷えの有無、食欲と二便、生理前の症状、イライラなど

*婦人科の弁証と全身弁証を結合して、矛盾点を分析して、処方を決定すること。

②症例分析

生理状況の分析:生理期間は5日で正常だが、生理の出血量が少ないことより陰血不足、塊があることより瘀血、痰湿が判断できる。
全身症状の分析:手足の冷えより陽気不足、便秘気味、立ち眩み、目の疲れより陰血不足と判断する。
基礎体温の分析:低温期が長いことより陰長不良、排卵がスムーズでないことより陰陽転化不良、高温が短いことより陰虚及陽による陽虚、陽虚により濁陰が溶けることができず生理期に塊が出る。
西医治療の分析:クロミッドの長期使用により腎陰を消耗している。HMGの使用により瘀血が考えられる。黄体機能不全より陽虚がある。治療期間が長いことは陰血虚の根拠になる。

③弁証論治

腎陰虚、血虚がベースにあり、陰虚及陽による陽虚がある。兼証として淤血がある。

④処方

生理期:婦宝当帰膠+桂枝茯苓丸+爽月宝
低温期:婦宝当帰膠+杞菊地黄丸+海精宝
排卵期:婦宝当帰膠+冠元顆粒+参茸補血丸
高温期:婦宝当帰膠+参茸補血丸+参馬補腎丸

研修生も12月になり、だいぶ中医学の理解も深まってきました。今回の症例練習もだいたい理解できています。来年3月に卒業になりますが、今期の研修生は3人とも就職が決まりました。(1名は私のところに来る予定です)
私の講義は1月、2月に各1回あります。最後までしっかりと行ないたいと思っています。

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婦人の聖薬「当帰」

日本でも中国でも、不妊症や各種婦人科疾患では「当帰」を含む漢方薬が多く使われます。このため当帰は「婦人の聖薬」といわれております。
当帰を含む漢方薬は日本でも中国でも数多く作られていますが、その中で最も当帰の効果を引き出した製剤として「婦宝当帰膠」があります。婦宝当帰膠は中国・武漢にある武漢中聯薬業公司で製造されて、日本に輸入されています。

婦宝当帰膠

婦宝当帰膠は全成分中に当帰を約70%と高濃度に含む、少し甘味のある飲みやすいシロップの製剤です。 私の店では常に婦宝当帰膠を試飲ができるようにしております。
武漢中聯薬業公司では特別に栽培した当帰を使い、当帰の有効成分を特殊な方法で抽出していますので、通常の当帰製剤よりも、効果が良いのです。

私は2006年の11月に武漢中聯薬業公司を訪問しましたが、その際に曾凡波教授より婦宝当帰膠の研究成果をお聞きしました。研究をまとめますと、以下のようになります。

① 子宮を萎縮させ、ホルモンレベルを低下させたラットに婦宝当帰膠を飲ませると、FSH、LHの分泌が促され、黄体ホルモンの分泌が増加した。
② クロミッド服用を服用させ、子宮内膜を薄くしたマウスに婦宝当帰膠を飲ませると、子宮内膜が厚くなった。
③ 老齢ラット(人間で50代)に婦宝当帰膠を飲ませると、卵巣の重量が増えて、卵巣萎縮を防止する効果が見られた。
④ ラットに婦宝当帰膠を飲ませると、微小血管が拡張して血流が促進された。


以上の結果は婦宝当帰膠が血行を促進して、子宮や卵巣の働きを高めることを証明したことになります。私は日常の漢方相談で婦宝当帰膠が不妊症、生理不順、生理痛、冷え性など婦人科疾患に確実な効果があると実感しておりますが、この研究結果はその効果を確信させることになりました。

さて、婦宝当帰膠と効能が似ている漢方薬として当帰芍薬散があります。当帰芍薬散には茯苓や沢瀉という利尿作用がある薬草が含まれているため、浮腫のある方や軟便の方には有効です。一方、体を温める効果や子宮や卵巣の働きを良くする効果については婦宝当帰膠のほうがはるかに優れています。
婦宝当帰膠が不妊症や婦人科疾患に優れた効果があることは間違いないのですが、体質によっては婦宝当帰膠が合わない方もいます。
一つは基礎体温が高く、のぼせて、排卵が早い方でです。このような方は体内に熱を持っているので、体を温める婦宝当帰膠は合っていません。この場合は瓊玉膏などを使うと効果的です。
もう一つは胃腸虚弱で下痢しやすい方です。婦宝当帰膠は胃腸を整える漢方薬が入っていますが、主薬の当帰は腸を潤し便通を良くする作用があります。下剤ではないので通常の方は問題ないのですが、下痢がひどい方には注意が必要です。腸を丈夫にして下痢を改善する漢方薬を併用すると問題ないケースが多いですが、それでも下痢する方は他の漢方薬を選ぶようにしています。

以上のことに気をつければ、婦宝当帰膠は不妊症に最適の漢方製剤です。私は周期療法で使う際は、基礎薬として全周期に飲んでもらっています。その上で、各周期(生理期、低温期、排卵期、高温期)に適切な漢方薬を組合せることで良い効果を得ることができます。

テーマ:不妊治療 - ジャンル:結婚・家庭生活

漢方薬解説「瓊玉膏」

皆さん、こんにちは。
久々の漢方薬解説です。漢方薬解説第44弾は「瓊玉膏(けいぎょくこう)」です。

瓊玉膏は由緒正しい漢方薬で、1160年、中国は宋の時代に誕生した漢方薬です。漢方書の古典である「洪氏集験方」に初めて発表されました。時の皇帝の子孫が脈々と栄えることを願い、典医たちが叡知を結集させて作り上げたものです。瓊玉膏は「皇帝とその子孫の不老長寿を願う至宝の薬」として命名されたといわれています。
また、「鬼平犯科帳」のモデルで知られる長谷川平蔵が晩年に重い病の床にあるとき、時の将軍・徳川家斉が病いの平癒を願い、瓊玉膏を授けたと伝えられています。

瓊玉膏①

瓊玉膏の効能効果は「次の場合の滋養強壮:食欲不振・肉体疲労・虚弱体質・病後の体力低下・胃腸虚弱・血色不良・冷え症・発育期 」です。
瓊玉膏は、生地黄の搾汁、人参末、茯苓末、枸杞子、沈香末、ハチミツを混合し、 二重蒸気釜で72時間加熱したのち、徐々に冷却させて製品としました。主薬は生地黄の搾汁で、全体の約80%を占めていることが特徴です。地黄は粉末ではなく搾汁を使用していることが特徴で、陰を養う生地黄の薬効が通常の地黄製剤よりも優れています。さらに人参と枸杞子で気と陰を養い、沈香と茯苓で胃腸を保護しています。この配合により、生地黄の搾汁の陰を養う力を高めると同時に、胃にもたれないように工夫しています。

ところで、日本には瓊玉膏が2種類あります。韓国の廣東製薬が製造して、栃本天海堂が販売している「開豊瓊玉膏」と信州薬品が製造販売している「パナックスケイギョク」です。私の店ではいろいろ検討した結果、「開豊瓊玉膏」を扱っています。ともに生地黄を使っていることは共通していますが、作り方や味、生薬配合などに少し違いがあります。パナックスは生地黄の粉末を使っているので半固形状ですが、開豊瓊玉膏は生地黄の搾汁(絞り汁)を使っているので、練り状態がとろとろで柔らかく、黒糖色で艶やかな色が美しいのです。味は甘みの中にわずかに苦味があり、美味しく飲みやすいです。生地黄の絞り汁を使っていること、見た目の美しさや練り状態の柔らかさ、味のよさ、胃腸への優しさなどが開方瓊玉膏を選んだポイントです。

瓊玉膏②

もともと不老長寿、滋養強壮の目的で開発されていますので、アンチエイジングに最適です。体力・気力の低下、風邪を引きやすい、記憶力の低下、白髪や脱毛、老人乾皮症、目や口の乾燥などに良い効果が期待できます。また、地黄の潤し虚熱を冷ます効果から、糖尿病、更年期障害、アトピー性皮膚炎、各種不正出血、ドライシンドローム、シェーグレン症候群、各種膠原病などにも応用できます。
また、不妊症で陰虚型(排卵が早く生理周期が短い・体温が高いタイプ)にはとても効果的です。

瓊玉膏は1回5g(添付の茶匙すり切り1杯)を、そのまま或いは湯温で薄めて、1日1回~2回服用してください。300g入(30日~60日分)で12000円になります。

瓊玉膏は「強力に陰を養い、体に張りと潤いを与える漢方薬」です。

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コロンス島のパンダ置物

皆さん、こんにちは。
パンダコレクション58弾は、南京・厦門婦人科研修で購入した「コロンス島のパンダ置物」です。
11月23日の午前中に、厦門にある有名な観光地、コロンス島に行きました。コロンス島はいろいろな民芸品やお土産がありましたが、滞在時間が短く、ゆっくり見る時間がありませんでした。
それでも、あるお店屋さんでパンダの置物を発見しました。今回は出発時に成田空港でコーチのパンダキーホルダーを購入しており、パンダグッズには満足していたので、一度は見送って日光岩に登りました。しかし、日光岩に登っているうちにやはり欲しくなって、日光岩から降りた後にあわててお店に戻って購入しました。

コロンス島のパンダ置物

よく見ると、全て貝殻で出来ています。白や茶色の貝殻を丹念に貼り付け、耳と目を入れており、手作りの良い味が出ています。

今回の研修旅行の良い記念になりました。

テーマ:コレクション - ジャンル:趣味・実用

コーチのパンダキーホルダー

皆さん、こんにちは。

11月20日~25日の南京・厦門婦人科研修では、パンダグッズを2つ購入しました。2つともなかなか素晴らしいパンダたちです。パンダコレクション57弾は、そのうちの1つ「コーチのパンダキーホルダー」を紹介します。

購入したのは、出発時の成田空港です。出発前に成田空港の免税店でコーチのショップに寄りました。コーチの革製品は品質が良く、私は財布とベルトを愛用しています。今回は新しい名刺入れを購入するために入店しました。無事名刺入れを購入してレジを待っているときに、レジ横にかわいいパンダのキーホルダーを見つけたのです!

コーチのパンダキーホルダー

手に持つとなかなか重量感があり、さすがにコーチだけあって手抜きはありません。
全体的にぽっちゃりとして、お腹は妊娠中みたいです。目はクリスタルで光っています。
子宝をよぶ、幸福のパンダになりそうです。

テーマ:コレクション - ジャンル:趣味・実用

浜松市鍼灸マッサージ師会の市民健康講座

皆さん、こんにちは。
昨日は浜松市の鍼灸マッサージ師会が主催する、市民健康講座の講師を勤めました。私は鍼灸師ではないのですが、同じ東洋医学の専門です。縁があって、昨年に続いて講演いたしました。
演題は「中国医学に学ぶ若さの秘訣-肝心カナメと食養生」です。会場は満員で、40人以上の鍼灸師や鍼灸学校の学生、一般市民の方が参加してくれました。

浜松市民健康講座

今回は前回簡単に話した、マクロビオティックによる食養生を重点的に話してほしいとの依頼がありました。そこで第1部は下記を主要なレジメとして、食養生についてお話ししました。

http://www.kojima-y.com/menu03/k_89.htm

さらに第2部は下記を主要なレジメとして、「肝腎を補い、目・耳・骨を守る。淤血を改善して、血管を守る。」をテーマとしたアンチエイジングについてお話ししました。

http://www.kojima-y.com/menu03/k_105.htm

http://www.kojima-y.com/menu03/k_107.htm

http://www.kojima-y.com/menu03/k_108.htm

講演が終わり、10分くらいの質疑応答の時間をとりましたが、時間が足りなくなるくらいに熱心な多くの質問がありました。できるだけ丁寧にお答えしましたので、皆さん満足していただけたようです。

今年も中医学のすばらしい知恵を普及する機会を与えていただいた、浜松市の鍼灸マッサージ師会の皆様に心より感謝いたします。

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南京・厦門婦人科研修⑤

皆さん、こんにちは。

11月24日は世界遺産の「華安土楼」の観光をしました。華安土楼は、厦門からバスで3時間くらいで着きます。福建の土楼は中国南部に移住した客家人が建てた「防御的な」とりで式の住宅で、2008年には世界遺産にも認定されました。山間部にある大規模土レンガ建築としては世界唯一で、精巧な建築構造は独特の風格があります。
福建の土楼は華安、南靖、永安の3県に集中していますが、今回は華安の土楼を観光しました。駐車場に着くと、大きな門が見えます。

土楼入口

門から土楼までは歩くと少し距離があるそうで、電気自動車で土楼に向かいます。環境保護のためガソリン車は走っていないそうです。
まず最初に「土楼博物館」に行きました。博物館といっても、以前は人が住んでいた土楼の内部を改修したものです。建物に近づくと、思ったより大きな建物で驚きました。土楼博物館の内部は撮影禁止になっています。

土楼博物館

博物館を見学後に華安土楼の代表作で「円楼の宝」とたたえられる「二宣楼」を見学しました。「二宣楼」は1770年の建築で、約230年の歴史があります。敷地面積は7000平方メートル、直径は73.4メートル、高さは16メートルもあります。内側の建物は一階建てで、外側の建物は四階建てです。

二宣楼外観

二宣楼内側

二宣楼は現在も人が住んでおり、栽培した高品質の鉄観音茶を売っています。試飲して購入しましたが、とても美味しかったです。子供たちも観光客に慣れていて、写真撮影に入り込んできたりと、人懐っこい印象した。
近くの山に登ると、土楼の全景が見えて壮観のようですが、今回は時間がなくて登れませんでした。

土楼観光を楽しんだ後に厦門に戻り、5時発の飛行機で上海に飛びました。夜には上海に着いて、上海蟹の夕食です。

上海蟹

今回の研修旅行で最後の夕食になるので、全員が研修の感想を述べて、とても盛り上がりました。
夜は上海のホテルに宿泊して、翌日に南京路で買い物をした後に、浦東空港を出発して、夜の8時くらいに成田空港に着きました。

とても充実した、楽しい研修旅行でした。

テーマ:中国旅行 - ジャンル:旅行

南京・厦門婦人科研修④

皆さん、こんにちは。

厦門には11月23日~24日の2日間滞在しました。23日の午前中はコロンス島の観光をして、24日は世界遺産の華安土楼の観光をしました。
コロンス島は、面積は1.78平方キロメートル、徒歩で半日で一周できてしまうくらいの小さい島ですが、観光地としてとても有名です。中国語では鼓浪嶼(グーランユー)といいますが、なぜか日本語になるときにコロンスになったようです。
フェリーに乗って島にいきますが、23日は日曜日ということもあり、観光客が多くてフェリーも満員でした。コロンス島が近づいてきました。

コロンス島

コロンス島は、アヘン戦争後の列強の進出が続いた時代に公共租界地に定められました。そのためにイギリス、アメリカ、フランス、日本、ドイツ、スイス、スペイン、ポルトガルなどが領事館を開設したそうです。それに伴って個人の邸宅や商店、映画館、図書館、教会、病院などが建てられ、世界各国の様々な建築デザインが並ぶ現在の風景の基礎が出来上がったわけです。

さて、今回はあまり時間がなかったので、島に着いたらすぐに人気スポットの日光岩に登りました。日光岩の上り口には案内板が立っています。

日光岩の案内

入場料を払って中に入ると、すぐに日光巌寺があります。お参りしている人もいました。

日光巌寺

そこから少し急な道を上っていくと・・・20分くらいで頂上に着きました。パノラマ景色がきれいです。反対側からはロープウエイでもくることができるようです。

日光岩の風景①

日光岩の風景②

日光岩から降りると、もう出発の時間でした。午後からは前回紹介した王鷺霞先生の講義になります。お店で見つけたパンダグッズを急いで購入して、フェリーに乗りました。

次回は世界遺産の華安土楼について紹介します。また、今回の研修旅行で購入したパンダグッズについても別に紹介します。

テーマ:中国旅行 - ジャンル:旅行

南京・厦門婦人科研修③

皆さん、こんにちは。

南京研修4日目の11月23日は、南京から厦門(アモイ)に移動しました。厦門の目的は、夏桂成先生のお弟子の王鷺霞先生の講義を聞いて学術交流すること、それと観光です。

厦門は福建省にある島で、台湾に最も近いところとして有名です。経済特区に指定されており、とてもきれいな町並みです。厦門には2001年に片仔廣工場見学で来たことがありますが、経済発展した町の様子は大きく変わっていました。南国風の雰囲気はありますが、大きなビルが並び、他の主要都市と同様に中国の発展を実感しました。
王鷺霞先生の勤務している「厦門中医医院」は厦門最大の中医病院です。福建中医学院付属病院で、北京中医薬大学とも提携しています。訪問日が日曜日でしたが、一部外来が行なわれており、婦人科外来も患者さんが並んでいました。

厦門中医医院

さて、王鷺霞先生の講義は質疑応答方式で行なわれました。厦門は亜熱帯地域で海沿いの島なので、高温多湿という特徴があり、南京とは気候が異なるそうです。ですから、夏桂成先生の処方に準じながらも厦門の気候に合わせた加減が必要であることを強調されていました。中医学では「因地、因人、因時」という原則があります。つまり、その土地や時期、個々の体質を考慮して漢方薬を加減するという原則です。私たちが日本で周期療法を行なう場合も、夏桂成先生の処方に準じながらも日本の環境に合わせて調整することが大切であることを改めて認識できました。
その他、耳針療法で排卵障害に対応していることや西洋薬も必要に応じて使っていることなど、興味深い話を聞くことができました。西洋薬については極力少なくしているそうで、クロミッドは副作用もあり好んでいないということでした。西洋薬を使いつつも漢方薬を中心にしていることは、南京で中西医結合による高度治療を行なっている談勇先生と共通していました。

王鷺霞先生の講義風景

夜は厦門市内のレストランで懇親会を行いました。とても和やかな雰囲気で、楽しい交流ができました。

次回は観光で訪れたコロンス島と世界遺産の華安土楼を紹介します。

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国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
■ご感想・お問合せはこちら
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