元気パンダの漢方日記
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、漢方医学の知見や日々の出来事、趣味のパンダコレクションの紹介をするブログです。






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生薬栽培日記(真打編)

こんにちは!漢方相談員の深谷です。
梅雨らしく雨が続く空模様ですが、元気にお過ごしでしょうか?


前回お伝えした、誰もが「生薬!」と思っていただける苗を入手しましたので
ご報告します。
一切無駄が無い生薬。

最近はテレビでも薬膳料理や健康酒の材料としても紹介され、
身近な所では杏仁豆腐の彩りや付け合せにも使われる「枸杞(クコ)」
谷中滋養農園様から送っていただきました。)


中国では、3千年以上も前から利用されていたという記載が有る程、
歴史の長い生薬です。
歴代の宮廷料理人も、料理の素材として欠かさなかったとか。


中国古代の薬学書「神農本草経」には、クコは「命をやしなう薬」と紹介されています。


「宋時代、ある使者が寧夏の銀川で不思議な光景を見ました。
 若い娘が竿竹を持って老人を追い駆けています。
 使者が「なぜ尊敬すべき老人を殴るんですか?」と聞くと、
 「私の曾孫は家代々伝わってきた薬を食べないから、こんなに年老いてしまいました」
  と、娘は言いました。
 使者が戸惑して「あなたは何歳ですか」と尋ねると、娘は「百五歳です」と答えました。
 使者が驚きました。「どのようにしたら貴女のようになれますか?」使者は尋ねます。
 「クコの実を食べ続けるだけですよ」娘は笑いながら言いました。」


このような言い伝えが残るほど、クコには強い滋養強壮の力があるとされています。


また、強精の効果も有るとして、
「家を去ること三千里、羅摩(ガガイモ)、枸杞を食うことなかれ」
と言われています。
ようするに、「精がついて浮気しちゃうから止めておきなさい」という事らしいです(;><)


現代医学でも、枸杞子は血圧や血糖の低下作用、抗脂肪肝作用、
精神が萎えているのを強壮する作用、視力回復、抗癌剤や放射線の副作用を抑制する効果が有るとされています。


また、クコは実だけでなく、根や葉までも生薬として活用されます。
クコの根は地骨皮(じこっぴ)、葉は枸杞葉(くこよう)と呼ばれ、
それぞれ別の作用があります。
(その話はまたいずれ…)


前置きが長くなりましたが、これからはクコも畑に植え、
栽培日記をつけていきたいと思います!
温かく見守ってやってくださいね(´∀`)
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生薬栽培日記(前途多難編)

こんにちは。漢方相談員の深谷です。

先日紹介致しました、トウモロコシの苗ですが
芽吹き


一昨日の大雨&強風で…






ぽっきり。



全部折れてしまいましたΣ(゚д゚lll)
さすが沼津、山から海からの強風にはトウモロコシの苗も敵いませんでした。。

現在、また新しく種を植えて芽吹きを待っています。
自然の力は強大ですね(;><)


さて、実はトウモロコシとネギ以外にも何か生薬を植えようかと目論んでいます。
今度は珍しくも有名な物で、「生薬!」と誰もが思える物をと考えています。
また近日中に近況を報告致します!

生薬栽培日記(芽吹き編)

こんにちは。日に日に暑くなっていますが、元気にお過ごしでしょうか?
漢方相談員の深谷です。


先日蒔いたトウモロコシの種が、無事に芽吹いて苗になりました。
同じマンションにお住まいの方から、「土と同化するプランター」を譲っていただきました。
植え替えの時は分割してコレごと植えれば良いそうな。
便利な世の中ですね(・∀・)
苗になるまではベランダで育てた方が成功しやすいとのアドバイスも頂きました。

種を蒔いて1週間。
芽吹き

日当たりにムラが有るのか、階段のような背丈に。。
場所を入れ替えて、もう暫くベランダで育ててみます。



バジル

こちらは私物のバジル。
シソ科の植物で、生薬「荊芥」と良く似ています。
バジルと言う名はギリシア語で「王」を意味する「バジリコ」が由来。
バジルの香りに意識を覚醒・集中させる効果があることから、エジプト人はバジルで冠を編んだそうです。
現代の研究で、バジルには鎮静作用・リラックス効果、食欲・消化促進効果、殺菌・抗菌作用、咳止め、防虫効果が有る事が解っています。
そんなバジルが日本に入ってきたのは江戸時代。
バジルの種子を水に浸すと約30倍に膨張し表面がゼリー状になるため、和漢ではこの働きを利用して目に入ったごみを洗い流したことから、和名は「目ぼうき」と名づけられたそうです。
現代ではその膨張率と豊富な食物繊維に着目して、ダイエット食品が多数発売されました。

私の場合、食べる事が目的ですけどね(´∀`)

生薬栽培日記(下準備編)

こんにちは!小島薬局漢方相談スタッフの深谷です。

先日の日曜日、下宿先の庭を間借りして畑を作りました。
畑


唐突ですが、このカテゴリでは私たちスタッフが育てる生薬の成長記録をつけたいと思います。

今回育てるのは!





トウモロコシ



美味しいですよね+(0゚・∀・) +
このトウモロコシも、実は生薬なんです。
使う部分はモシャモシャしたヒゲの部分。
「玉米鬚(ぎょくべいしゅ)」と呼ばれ、利尿・利胆・止血・緩下・血糖値降下などの作用があります。
安全性が高く、妊娠中のむくみなどにも古くから利用されています。
日本でも、民間薬として干したトウモロコシの髭を煮出したお茶が有る程です。


現在、タネを蒔いたばかり。
成長日記を追ってこのブログで報告していきます!





(ちなみに、写真の左側に植わっているのはネギです。
こちらも白い部分は「葱白」と呼ばれ、風邪の初期や冷え性、血栓予防に効果が有ります。
民間療法ではリウマチに対して入浴剤として使ったり、魚の食中毒や消炎剤としても使うようです。)

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Author:元気パンダ
国際中医師の資格を持つ薬剤師が、日々の漢方相談で感じたことを通じて、正しい漢方医学の知識の普及を目指しています。また、趣味で集めているパンダコレクションも紹介する、楽しいブログです。
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